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FXの注文方法「IFO」について

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FXの注文方法「IFO」について解説します。

IFDとOCOを組み合わせた注文方法で、新規の指値注文や逆指し値注文が出せるほか、決済の指値注文と逆指し値注文を同時に指定できる方法です。もっと簡単に説明すると新規注文時の為替レートを具体的に指定できるほか、利益確定のレート(上限)と損切りのレート(下限)も同時に指定できる注文方法のことです。実際にトレードをしていると、損失が出ているときはマイナス分を取り戻したいという心理が働きやすく、なかなか決済に出せないまま損害が拡大していくということもあります。IFOを使えば損切り(ロスカット)ラインをあらかじめ設定して損害の拡大を抑えることができます。極端な話、1ピプス(pips)でも下がったら損切りを出すという注文を出すこともできます。※ピプスとは為替取引における最小単位のことです。IFOでは利益確定のラインも指定することもできますので、欲張りすぎて決済のタイミングを逃すことを防ぐこともできます。

実際の注文画面を見ればイメージしやすくなります。下図は楽天のマーケットスピードFXのIFOの注文画面です。ここではこの画面を使って簡単に解説します。

IFOの注文画面

赤丸で囲った部分を選択していくわけですが、まずこの板の見方について、

左上にドル円と表示されています。この選択を間違えると、事前にチャートなどで予測していた通貨とは別の通貨を買ってしまうミスが起こります。その右側に、現在の為替レートが表示されていますので、これを見ながら新規注文時の指値(または逆指値)と決済時の指値と逆指し値を指定します。上図でいうと、101.794円で新規買い注文を出しし、為替レートが10.805円まで上がったら利益確定の売り決済、または101.783円まで下がったら損切り売り決済という注文になります。上段に利益確定の値段、下段に損切り(ロスカット)の値段を入力します。

注文を出したらあとは結果が出るまで待つのみです。IFOで注意すべきは、注文後はストリーミングなど他の方法で決済することができない点です。利益確定の指値を高くしすぎると、このラインに届く前に下がってしまった場合に、その時点で決済にまわすことができず下げ続けていくことがあるということです。

 




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