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経済指標とは?
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経済指標とは、GDP(国内総生産や雇用統計、失業率などその国の経済の状態を数値で表したものです。主な経済指標には次のようなものがあります。各国の経済指標は国債の金利や為替相場にも影響を与えることがあります。
- GDP 国内総生産。国の生産力の指標で、一定期間において生産された商品やサービスの産出額から原材料などのコストをひいた付加価値を集計したもの。ここから物価変動の影響を除いたものを実質GDPといいます。日本ではバブルが崩壊した1990年ごろまでの伸び率が大きいです。GDPbには貨幣価値を含めた実質GDPと貨幣価値を含めない名目GDPがあります。 アメリカと日本、ユーロ、中国は3月、6月、9月、12月の四半期ごとに発表されます。
- 雇用統計 アメリカの第1週金曜日に発表される指標で、非農業就業者数を中心とした失業率、製造業就業者数、小売業就業者数、賃金インフレなど10項目からなる雇用環境の統計。中でも非農業就業者数と失業率はとくに注視されています。アメリカの経済指標の中では最も為替相場や株式市場に影響を与えやすいと言われています。雇用統計と為替の動きの関係
- 機械受注統計 主要機械製造業者を対象に、これらの企業が受注した金額を集計したもの
- ISM指数 全米供給管理協会が毎月第一営業日に発表する発表する製造業指数と非製造業指数で、アメリカの景気の転換を示す先行指標のこと。
- 日銀短観 日本銀行が四半期(3、6、9、12月)に一度発表する主要企業短期観測調査(上場企業や中小企業の景況感に関するアンケートを基にまとめたもの)。
- 鉱工業生産指数 鉱業と一部の製造業が生産した量を指数としてあらわしたもの。世界各国で発表されます。アメリカは毎月14日から17日の間。
- 消費者物価指数 小売り檀家の商品価格を指数で表したもの。日米とも毎月中旬に発表されます。
- 消費支出 GDPの約5割強を占める「家計の支出」を表す指標。毎月一回、日本では総務省統計局から、アメリカでは個人消費支出が商務省分析局から発表されます。
- 新発10年国債利回り 日本政府が発行する10年物の国債の利回り。国債を大量に発行すると、買い手が少なくなるにつれて金利が徐々に上昇します。
- 住宅着工件数 アメリカの指標。アメリカ人は持ち家の価格が上がると住宅を担保に入れてお金を借りて消費にまわす特徴がみられることから、景気を占うえでの重要な指標となっています。
- 貿易収支・通関 輸出から輸入を引いた金額。GDPを支える3要素の一つ。アメリカの主な貿易相手国はカナダ、メキシコ、中国と続き、日本の主な貿易相手国は、アメリカ、中国、韓国と続きます。中国の最大の輸出先がアメリカのため、中国の貿易収支が減少すれば、アメリカ経済にも影響し、ひいては日本経済にも影響するという、つながりがあります。
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