FX超入門

FXの注文方法「ストリーミング」について

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FXでは注文の出し方にもいろいろな方法あります。ストリーミング、OCO、IFD、IFOなど初めて見るような用語が多いため最初は戸惑う人が多いかと思います。シンプルな注文方法から順に説明していきます。

まずはもっともオーソドックスな注文方法「ストリーミング」について解説します。「売り」や「買い」のボタンに刻々と変化する為替レートが表示されていて、希望する価格となったときにボタンをクリックします。株の指値注文に似ていますが、ボタンをクリックしてから約定するまでに為替レートが少し動くことがあります。このようなクリックから約定までに生ずる価格のスベリをスリッページといいます。SNSや掲示板などで何銭スベッたという書き込みを見かけることがありますが、これはスリッページのことです。取引数量が少ない場合は気にするような金額ではありませんが、数量が大きくなるとスリッページもそれなりの金額になってきます。 スリッページの許容範囲は注文画面で指定することができます。またFXでは最初の注文のことを「新規」といい、これを手放すときの売買を「決済」といいます。FXでは売りから始めることができることから、株のように「売り」「買い」のみで表現するのではなく、ポジションを新しくもったときか手放すときかで区別する「新規」「決済」のような表示の仕方ををしています。

下図は楽天のマーケットスピードFXのストリーミング注文画面です。通貨単位はデフォルトで1万通貨になっています。もし1千通貨で注文を出すときは、10000のところを0にして、1000のところを1にします。繰り返しになりますがFXは「売り」からはじめることもできますので、もし為替レートが下がりそうなときは「売り」をクリックします。注文区分も新規か決済かで間違えないようにしましょう。ポジションを売るつもりが、間違えて買ってしまうことのないように。

ストリーミングの新規注文画面

新規買いの約定が成立したら、その建玉(ポジション)が決済エリアに表示されます。売りのタイミングが来たら、「決済」ボタンを選択して、決済数量を入力し、「売り」をクリックします。

下図は新規売りから入ったケースの決済画面になります。決済のタイミングでは、注文区分のところで決済を選択して、「買い」ボタンをクリックします。

ストリーミングの決済画面

ストリーミングは、売りと買いのボタンを押すだけで約定できますので、比較的シンプルで初心者の方にもわかりやすい注文方法です。




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